サンドイッチを完全ガイド 定番から異国スタイルまで
サンドイッチとは
「サンドウィッチ(sandwich)」とは、パンなどに肉や卵、野菜等の具を乗せたり、挟んだりした料理です。イギリス式の「ティーサンドイッチ」のように、パンの間に具を挟んだ「クローズドサンドイッチ」が一般的です。また、パンの代わりにパイや中東のピタなどで挟んだ食材もあります。
サンドイッチの起源
サンドイッチはイギリスの第4代サンドイッチ伯爵の名を取って、命名されたと言われています。彼はギャンブル好きなので、カードゲームを中断せずに済むよう、片手で続けられる食事としてサンドイッチを考案しました。以前も世界各地で「パンに肉などの具を挟んで食べる」料理は確立されていました。しかし、現在と同じ柔らかいパンではありませんでした。
日本のサンドイッチ
サンドイッチが最初に日本へ伝わった時期は明治時代だと言われています。しかし、当時は大都市の高級洋食店で富裕層向けの料理です。そして、戦後一般市民への浸透となりました。さらに、日本人好みの食パンが普及し続けます。また、スライスされた食パンが売られるようになりました。したがって、サンドイッチは日本各地に広がっています。
サンドイッチの種類
サンドイッチは朝食や軽食にぴったりな食事です。ただパンに肉や野菜などの具を挟むといっても、お店によりさまざまな種類のサンドイッチがあります。
たまごサンドイッチ
BLTサンドイッチ
ハムチーズサンドイッチ
ツナサンドイッチ
トンカツサンドイッチ
てりやきチキンサンドイッチ
フルーツサンドイッチ
異国のサンドイッチ3選
アール・オブ・サンドイッチの「ホットサンド」
「アール・オブ・サンドイッチ」は2004年にアメリカで創業したサンドイッチチェーン店となります。「世界一のホットサンドイッチ」を提供していると主張しています。また、「元祖サンドイッチ」を名乗ります。なぜなら、アール・オブ・サンドイッチはサンドイッチ伯爵の子孫が始めたお店です。そのご子息と、プラネット・ハリウッドの創業者と組んで創業しました。
良い食材をバランス良く組み合わせ、味もしっかりとしています。作り立てのサンドイッチを提供するポリシーです。また、看板メニューの「オリジナル1762」は サンドウィッチ伯爵が当時食べていたとされるサンドイッチを再現したホットサンドです。
Bánh mì Huỳnh Hoaの「バインミー」
「バインミー」はベトナムに行ったら、絶対に食べておきたい料理の1つです。バゲットに肉や野菜、卵など様々な具が入っていて、朝食や軽食としてサンドイッチのように食べられます。
「Bánh mì Huỳnh Hoa」はホーチミンにあるバインミーの名店です。1区の「Le Thi Rieng」という通りに位置し、30年以上続いています。そして、最大の魅力はおいしくてボリューミーなバインミーが提供されます。外はサクサクで中は柔らかいバゲットに、絶妙な味わいの肉や野菜などが入っています。
世記咖啡(Sei Kee Café)の「ポークチョップバーガー(豬扒包)」
「ポークチョップバーガー」とは、パンにカリッと焼かれた豚肉を挟んだサンドイッチです。また、ポルトガルの「パポ・セーコ」とばれるロールパンで挟むのが一般的です。
マカオにある「世記咖啡(Sei Kee Café)」は1965年に創業して以来、50年以上にわたり愛されています。看板メニューの「厚焼き卵入りポークチョップバーガー」は本当に評判が高いです。ゆえに、多くの観光客がわざわざ訪れて味わいます。ポークチョップはボリューミーで柔らかく様々な香辛料で下味をつけます。また、特製の厚焼き卵と組み合わせて、非常に豊かな味わいが楽しめます。
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