一度食べてみたい異国料理6選 アジアチキンライス カオマンガイ、コムガー、ナシアヤム
アジアチキンライスとは
「チキンライス」といえば、鶏肉入りの洋食ケチャップライスを思い浮かべます。
ところが、アジアのチキンライスと言ったら、ゆでた鶏肉と、そのゆで汁で炊いた香りのいいご飯に、唐辛子やショウガのソースをかけて食べる料理です。主にタイ、ベトナム、マレーシアといった東南アジアの名物料理として親しまれている。
カオマンガイ(タイ)
「カオマンガイ」は、鶏肉の出汁で炊いたご飯の上に、柔らかく茹でた鶏肉を乗せたタイ料理です。なお、タイの国民食の一つで、屋台や食堂、レストランなどさまざまな場所で食べられます。
ご飯はタイ米、鶏肉には軍鶏(しゃも)肉が使われます。そしてパクチーや薄切りのキュウリが添えられていることも多いです。鶏肉のうま味が染み込んだ香り豊かなご飯に、柔らかい鶏肉、そこに甘辛いタレをかけて食べます。
また、揚げた鶏を乗せた「カオマンガイトート」という料理もあります。こちらはスイートチリソースをかけていただきますよ。
ジュブジュブカオマンガイ
「ジュブジュブカオマンガイ」は、ガイドブックにも載る有名カオマンガイ屋台です。目玉商品といえば、4種盛りカオマンガイという欲張りメニューを打ち出します。ちなみに、一般的な茹で鶏、揚げ鶏や照り焼きチキン、イサーン料理のガイセープを載せます。
コムガー(ベトナム)
「コムガー」は、ベトナムの「ホイアン」の名物料理です。鶏肉と、その出汁でご飯を炊き、タレやターメリックで味付けして食べます。また、黄金色のライスはパイナップルの葉とターメリックのチキンブロスで香りを出します。なお、チリソースまたは濃厚なチキンブロスと一緒に出されます。
現在、全国的に食べられる料理の一つです。だが、地域によって若干差があります。
コムガー ソーザック
ダナンでコムガーを食べるなら、「コムガー ソーザック」がおすすめです。絶品のチキンライスを食べられます。地元民からも観光客からも人気があります。
土鍋にはチキンスープで炊いたご飯が敷かれます。その上には大きな鶏もも肉と、きゅうり、パクチーが載っています。また、キムチとソース、キャベツのスープが付きます。
チキンは表面がパリッと焼かれ、中はジューシーで甘みがあります。また、特製のソースを一緒に食べると、絶妙なバランスの味が口の中で広がります。ご飯はもちもちとした食感です。なお、チキンの旨みがしっかりと染み込んでいます。
土鍋のコムガーは豪華に見えます。コムガーを一段と美味しそうに見せてくれます。また、土鍋の優れた特徴として保温効果もあります。ゆえに、ごはんをより美味しく頂くことができます。
ナシアヤム(マレーシア)
「ナシアヤム」はマレーシアで親しまれている鶏肉を使用した料理です。
ゆでた鶏肉とゆで汁でご飯を炊くという調理方法は基本的に同じです。一方、ナシアヤムはゆでた鶏肉を焼いてから提供するのが特徴です。チキンブイヨンで炊いたご飯は、程良く鶏脂と鶏のうま味がしみこみ、上品な味になります。また、鶏肉は茹で鶏と焼き鶏2種類があります。
Nasi Ayam Hainan Chee Meng
1965年以来、地元の飲食定番となっています。現在は2代目と3代目によって運営されています。地元の鶏肉を使用し、より柔らかく、ジューシーな肉が食べられます。
蒸し鶏以外にも、フライドチキン、ゴマハニーなど、さまざまなチキン料理が提供しています。さらに、マレーシア料理やタイ料理もあります。より多くの料理を試すために、小さな皿にて選択することもできます。
ダンパウ(ミャンマー風ビリヤニ)
「ダンパウ」は、インドのビリヤニのミャンマー版です。なお、ビリヤニはインド亜大陸のムスリムに起源を持つ混ぜご飯の料理です。
鶏肉は、ローレル、クローブ、シナモンなどの香辛料で1日間マリネします。鍋の中、鶏肉の上にバスマティライスを敷きます。そしてウコン、フェンネルなどの香辛料を振りかけ、バターをかけて煮込みます。最後に、鶏肉を取り出し、やさしくご飯をほぐします。これで、米粒が鶏肉のマリネ液の香りを吸収します。
味の染み込んだ鶏肉はやわらかく、異国の香辛料風味が広がります。また、フォークやスプーンで軽く触れれば、骨と肉が簡単に分離します。香り豊かなバスマティライスと濃厚で風味豊かなスパイスのカレーが特徴です。
KSS Ambrosia Biryani
「KSS Ambrosia Biryani」は、ヤンゴンで最高のダンパウレストランの一つです。新鮮な食材を使用して、さまざまな種類のダンパウが提供されています。また、肉の質は良く、しっかり味わうことができます。
嘉義鶏肉飯(台湾)
「雞肉飯」は台湾の各地で販売されています。だが、それらのほとんどは「嘉義雞肉飯」と名付けられている。嘉義鶏肉飯は、しっとりジューシーな「七面鳥」を使っているのが特徴です。
鶏肉飯は店により、特徴や味が異なります。また、ソースを主体とするものもあれば、鶏油の香りを重視したものもあります。一部には揚げネギを加える店もありますし、そうでない店もあります。ちなみに、テーブルにある胡椒を加えると味がアップグレードだと言われます。
阿溪火雞肉飯
「阿溪火雞肉飯」は地元の人々から非常におすすめされる朝食です。なお、午前中までしか営業していないから、営業時間に要注意です。
鶏油のソースが風味豊かな揚げネギと組み合わさり、その香りはたまりません。また、ソースは粒々とした白いご飯を包み込んでいます。濃厚な味わいのチキンライスですが、全く重い塩味は感じさせません。
焼鶏醸飯(マカオ)
「焼鶏醸飯」はビジュアル度満点、ポルトガル式のチキンライスです。こんがりと揚がった丸鷄の中にはケチャップライスがぎっしり詰めています。
具材は定番の玉ネギやピーマンの他に、オリーブやアンチョビとポルトガルらしさが垣間見えます。ふっくら仕上がっていて、見た目に圧倒されます。
富仕葡式美食(Rico’s Est, de Comida)
「富仕葡式美食」は、見た目が大衆食堂のような感じです。だが、メニューもアルコールも豊富で、仲間と料理をシェアするのがおすすめです。
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